幸せを作りだすスキル メタ認知

不思議な話かもしれないですが、
初めて子供ができ、将来を幸せに過ごしてほしいと
考えるようになりました。

子供とどのように接する方法が良いか調べているうちに
メタ認知という言葉を知りました。

メタ認知の鍛え方や、子供とどのように
接すれば、自然とメタ認知スキルを上げる事が
できるか「自律する子の育て方」という本を基に紹介します。

メタ認知とは

メタ認知とは、認知心理学の言葉で、
「自分を俯瞰的にとらえ、自分について学ぶ機能」
という定義だそうです。

簡単にまとめると、

  • 自分を知る力
  • 自分をコントロースする力
  • 自分を成長させていく力
  • ネガティブをポジティブに変える力

がメタ認知です。

自分を俯瞰(フカン)的にとらえる方法とは、
もう一人の自分がいて離れて自分を見ている感覚で
自身をとらえる事が必要どの説明でした。

私が感じたメタ認知

私は自身を俯瞰的に、
見て直さないといけないと感じた出来事がありました。

小学生の頃初めて地域のバスケットチームに入りました。
よく一緒に遊んでいた友達と入ったのですが、
バスケットの最中に失敗があると、
他人の事ばかり怒っていました。

そんな事が続いていた時、
その友人に

お前はどうなんだ!皆に言ってばかりで出来てるのか!

と怒られました。

ばーち山
ばーち山

余り怒らない友人であった事もあり、
その時、この友人を怒らせてしまったとハッとしました。

これが私の心の転機だったと今でも感じています。
当時小学校4年生だったのですが、
その事から、他人に怒ってはいけないと考えるようになり、
後で両親に、「バスケットの時イライラしてしまう」
と話すと、「イライラするのは自分が人にしてる事と同じだからだよ」
と教えられました。

ばーち山
ばーち山

自分がしている事を人にされるとイライラ
しちゃうたしいんですよね。
実際、後々考えていると両親のいったことは本当だ!
と感じました。

そこから、イライラした時、自分も同じ行動をしている。
と考えられるようになり、悪いと思ってイライラしている時は、
自分を振り返るタイミングをもらったと考え、
他人にイライラする事が断然に減りました。

事実、本の中でも、
メタ認知のでいない人は「他人が悪い」と言ってしまいがちなようです。

でもこれは、脳のクセなだけなので、
鍛える事で治す事ができると断言しています。

本を読みながら当時の出来事が、メタ認知なんだと感じました。

これまでも怒ってくれた友人に感謝していたのですが、
更に感謝する事となりました。

メタ認知の鍛え方

メタ認知と書いていますが、
実際のところ神経科学的にみて、
自分に意識を向けるのはとても難しく、

世界中でメタ認知を出来る生き物は、
人間以外ではほぼ無いと説明しています。
その為、メタン認知を小さい時からゆっくりと
鍛える事が一番良いと提案されています。

また、トップアスリートや経営者等も、
メタ認知を鍛えるために、セミナーやコーチングを受けているようです。

そんな中で、毎日コツコツとメタ認知を鍛える方法として、
本書ではいくつかの方法が紹介されていました。

  • 葛藤と夢
  • 目標を明確に文字にする思考ツール「マンダラート」
  • 否定しないを徹底する

葛藤と夢

両方とも正解と思える選択肢から答えを選ぶ「葛藤」

ありたい姿をずっと考える「夢」

は双方ともメタ認知を鍛える機会になると
説明しています。

但し、それぞれをメタ認知を鍛える機会にするには、
次のポイントが重要だという事です。

「葛藤」
葛藤したという事実と、自分で決断した事実、その結果、
を振り返り、成長できた所を確認するという事です。
成長を確認する事で、最終結果ではなく、成長でいた事実に喜べるようになる。

「夢」 ありたい姿を常に思い続ける事重要

夢の場合、スティーブジョブスや松下幸之助も、
毎日鏡に映る自分に向かって夢や目標を口にしていたとの話もあります。

私の場合、「世界の人と自分の言葉で話して友人を作りたい」という
子供のような夢を今でも持っており、
自分の夢は?と聞かれる事があると、必ずそう答えています。

ばーち山
ばーち山

小さい頃の自分では、頭が悪く当時学年170人中160位
くらいだったので、日本語以外で3か国語も話せるように
なっている今なんて、考えもできませんでした。

目標を明確に文字にする思考ツール「マンダラート」

これは大谷翔さんが実施したと言って、
とても有名なツールなので簡単に記載しますが、

1枚の紙を9分割して、その総てのマスを
更に9分割、全部で81個のマスを使ってされます。

真ん中に枠に自分が達せいしたい目標を書きます。
その周り達成する為の8個の手段を書きます。

更に、書いた8個の手段を外のマスの真ん中に書き、
残りの8枠の中心を達成するための手段をさらに8個書きます。
それを基に行動していく思考ツールの事が
「マンダラート」と言います。
ここでのポイントは、常に目に付くところに取り付け、
行動をし続けるという事です。

ばーち山
ばーち山

夢と同じで常に思いつつ行動する事が大切なことなんですね。

否定しないを徹底する

これは一番驚きでしたが、
メタ認知を鍛えるためには、「否定しない」という事です。

なぜかというと、否定する事で否定された事に意識が行ってしまい、
成長や、他に行った良い事に気づけなくなってしまうからという事です。

その為、メタ認知を鍛えるために、
過去を振り返るとき、否定しないという事の徹底が必要です。
また、「本人がどうしたかったのか」「誰かに手伝ってほしい事があるか」など

自分の良かったところに目を向けて、
その部分を伸ばしていく、それが、
否定しない事を徹底する理由の説明でした。

私自身反省する時、否定してしまっていたので、
この事実を知り考え方を変えないと行けないと、

考えさせられるきっかけになりました。
メタ認知簡単ではないとのことですが、気になった方は、
一度本を読んで見るもの良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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